シィカの言葉の宝石箱

大阪在住の女子大生。俳句や短歌などの詩歌が好きです。楽天ブックス「シィカのちょっと濡れる歌集」2021.5発売

2020-10-10から1日間の記事一覧

手塚治虫 11

僕にとってなによりも重要なことは、ハングリーな気持ちだ、常に何かに飢えている緊張感が、僕の健康を支えている。 手塚治虫アシスタントの食卓 (ぶんか社グルメコミックス) | 堀田あきお&かよ | マンガ | Kindleストア | Amazon

萩原朔太郎

卵いと高き梢にありて、小さなる卵ら光り、あふげば小鳥の巣は光り、いまはや罪びとの祈るときなる。 萩原朔太郎詩集 (岩波文庫) | 三好 達治 | 詩歌 | Kindleストア | Amazon 磐梯: 自由律句集 三 | 酒本郁也 | 海外旅行 | Kindleストア | Amazon

いじってたら、ぬるぬるしてきちゃったの

台風雨でなかなか大変だったわね。 みんなのところはどうだった? 昼前にようやく雨が降りやんだから、シィカは外に出てみたわ。 草場におっきなカタツムリがいるの。 なんだか嬉しくて、ちょんちょんってつついたの。 ありゃりゃ。 粘液べっとり付いて、シ…

コウルリッジ 2

恋の思い出 Ⅱ もう八年の春が飛び去ったが、 あの時も私は ここ海沿いのクォントックの浜辺に寝ていた。 離れた小川のせせらぎちろちろと 所定めずさまよう声のように聞こえていて、 はるか頭上ではヒバリが声高く歌っていた。

コウルリッジ

恋の思い出 Ⅰ この奥深い森の秘境は何と暖かいことか、 恋がずっとここに息づいていたのだ。 そして心地よいヒースの褥が そっと撫でるだけで膨らみ、沈むのは、 あなたをもっと身近に感じさせるかのよう。 コウルリッジのロマン主義: その詩学・哲学・宗教…